はてなブログを始めて10か月です。
こんにちは。
初心者からブログを始めて10か月です。
村田紗耶香さん「コンビニ人間」
読みましたか?
2016年芥川龍之介賞受賞作で、とても話題になりました。
内容を書いてしまうので、これから読むという方は読まないでくださいね。
大学生の時に始めたコンビニのアルバイトを18年間続ける主人公の女性 古倉さん(36)
私は、古倉さんに対して違和感がありました。
子どもの頃に、死んでいた鳥を焼鳥にして食べようと言ったことや、独身、アルバイトでいることではありません。
みんなが思う「当たり前」を知っていながら、それを気にしないことです。
周りがどうすると喜ぶか、自分がどう見られているかを知っているけど、全く気にしない。
そういう人には、今まで会ったことがないです。
この小説を読んで、すごく不安になりました。
自分は普通だろうか?
白羽くんという男性は、社会からどう見られているかに怯えて、古倉さんに寄生しようとします。
コンビニのアルバイトをクビになった白羽くんの方が、空気を読んで相手に良く思われるための嘘をつくことができる。
自分がどう見られていて、どう立ち振る舞うのが正解かわかって、その輪の中でうまくいられるのかもしれません。
独身でも、既婚でも、正社員でも、アルバイトでも、主婦でも、無職でも。それぞれに人と関わる難しさがあり
自分の立場、状況によって役割が変わってくるかもしれません。
そういう社会の中で生きているんだと思うと、どんどん不安になります。
ですが、ブログはそうしたストレスはあまりないように思います。
自分を良く見せる必要もなければ、下げる必要もない。
自分のことを細かく書かなくても、架空の人物になりきったって問題ありません。
どうでもいいことを気ままに書くことができます。
素朴な疑問を書いたりもできます。
ブログの中では、自分が普通でも、普通じゃなくてもどうでも良いような気がします。
現実の世界が辛いってことではないんですけどね。
ブログを始めて10か月。
私がブログを続けているのは
書くのが楽しい
読むのが楽しい
勉強になったり
世界が広がったり
毎度ながら読んでくださった方には、本当に感謝です。
そして、他にも
うまく表現できませんが
書くことによって
自分の中で、全然違う何かがまとまったり
落ち着いたりしているような気がします。
意味不明ですみません。
読んでいただき、ありがとうございました。