ブログの記事をボツにするかどうかは
こんにちは。
最近ブログの更新ペースが落ちました。
直近3週間で6記事。
もっと書いているんですけどね。
公開していない記事とか未完成なのが増えてきました。
苦戦しているのが本の感想文です。
世界観強めの小説だと書きやすいかもしれないと思い、川上弘美さんの小説を6冊くらい読んで、2つ書いてみましたが、やっぱり納得がいかなくて。
川上弘美さんの小説は面白くて、たくさんのことを考えさせてくれました。
誰かに私の書く文章がつまらないと思われたくないわけでもなく
ただただ自分が感想文というものを掴めず、本の世界を邪魔したくないので、まだ置いておこうと思います。
理由もわかっています。
アーティストだったり、お笑い芸人や漫画や物などは自分が大勢のファンの中の1人っていう感覚が強いです。
別にファンじゃなくても、その音楽だったり、テレビ番組だったり、絵だったり、有名であればあるほど、世の中の人に共通の認識があると思います。
そのため、ちょっと遠くからの視点でその好きを書けるんです。
ただ、小説は白い紙に黒い文字のみです。
本と自分は常にサシなんです。
どうしても近い距離で自分の考えを全てぶつけたくなってしまいます。
本と本を読む私の25cmくらいの距離感がそのまま反映された感想文は読む側にしては、きっと鬱陶しいと思います。
本の中身は、色も、音も、形も、においも、味も書かれていなければ無です。
自分で勝手に想像して全部くっつけてしまうと、最終的に本との距離は果てしなく遠いものになってしまう気がします。
人に伝える時に何を書くにも距離感っていうのは一番難しいかもしれません。
ブログを始めて3か月半ですが、記事をボツにすることはけっこう前からあります。
書いていて、1つ思うことは素直でありたいなっていうことです。
もしも、読んでくださっている方をガッカリさせてしまっても自分を曲げてはいけない気がします。もちろん誰かを傷つけるようなことや、不快にさせてしまうことはなるべく気を付けたいですが。
伝わりにくかったり、モヤモヤしたオチだったり、つまらない内容の記事は、私には採用されます。
ボツにするのは自分の視点じゃなくなっている時ですね。
私の場合は何かの手順やまとめを書くことは苦手なので、自分の意見や感想、書きたいことでないならやっている意味がないです。
自分と自分の書く文章にも距離感というものが存在するのかもしれません。
読んでいただき、ありがとうございました。