伊坂幸太郎さん「AX」
お題「#買って良かった2020 」
こんにちは。
伊坂幸太郎さん「AX」
内容は書けません。
ネタバレとかそんな理由ではありません。
読んでいないからです。
忙しいからでも、買ったばかりでもありません。
読む気力がないわけでもないです。
最近読書は、ほぼ毎日しています。
今年の春頃に買ったこの文庫本は、私のお守りです。
護身のためにお腹に挟んで出かけているっていう話ではないです。
誰かに命を狙われるようなことは多分していないと思いますし、その理由なら文庫本よりもハードカバーを選びます。
私は伊坂幸太郎さんの小説が大好きです。
「AX」は特に好きな殺し屋シリーズの3作目なので(1作目グラスホッパー、2作目マリアビートル)楽しみで楽しみで…
楽しみ過ぎて読めないかというと
それも少しあります。
年間けっこうな数の本を読む私は、たくさんの本を買うお金も保管する場所もないので、小説本はめったに買いません。
この本は、コロナの影響で図書館が休館してしまった時に買いました。
すぐに読んでしまうと寂しくなるので、読むのを我慢しているうちに図書館がまた利用できるようになりました。
コロナはまだ落ち着くこともなく、またいつ休館してしまうか油断できないので、まだ読めそうにありません。
今は図書館のおかげで、私に本が安定供給されている状態ですが、
今年は当たり前にあったものが利用できなくなったり、開催されないイベントも多かったので何事も感謝しないといけないなって思いました。
私の行っている図書館では、本は「購入」か「寄贈」のようです。
「購入」は市の予算があるので、市民からのリクエストなどによって毎年何冊か知らないですけど買っているようです。
ちなみに私はリクエストも予約も1度もしたことはありません。
あるものを借りるっていうスタイルです。
一度この「AX」を予約しようと思ったことがあるんですけどね。
2017年にハードカバーで発売されましたが、落ち着いたと思った昨年予約しようと思ったら、まさかの4年待ちの計算で断念していました。
「寄贈」はいらなくなった本を図書館に持ち込むと、状態にもよるのかもしれませんが貸し出しされます。
本の寄贈って良いですよね。
自分の寄贈した本で、若者の人生が変わる可能性だってありますからね。
本を書くことはできませんが、本を贈ることならできます。
本を売っても二束三文なので捨てているという方は、図書館に持って行くのも一つの選択肢として検討していただけると嬉しいです。
もし宝くじとか競馬で大金が手に入ったら、本を買って読んだら図書館にお譲りする生活をしたいなって思います。
子どもの頃の絵本から始まり、今まで何千冊も借りてきたので、図書館に借りを返したいです。いつ読むかわかりませんが、この本は読んだら寄贈に挑戦してみようと思います。
まだ読んでいない文庫本にちょっとだけ心を支えられた1年でした。
読んでいただき、ありがとうございました。