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松浦弥太郎さん「あたらしいあたりまえ」

こんにちは。

 

松浦弥太郎さん「あたらしいあたりまえ」

 

 

松浦弥太郎さんは「暮しの手帳」の前編集長です。

 

かなり流し読みしました。

人の暮らしやルールはおもしろいですが、真剣に考えて自分と比べると、結局は人それぞれという結論に至ってしまうので、

そういう内容の本は流し読みするようにしています。

 

だったら読まなければいいと思うかもしれませんが、私は流し読みが好きです。

 

理由は、早く読めるので多くの本が読めることと、今の自分が気になることを見つけられるからです。

 

自分と同じ意見だったり、知りたかったことはちゃんと言葉を拾っているので必要なものだけを切り取っている気がします。

 

そして私の人生にはなかなか登場しないタイプの人のマイルールが書かれた本には、自分と違う考え方や真似たいことだったり、いつも何か発見があります。

 

このエッセイは、短めの文章でたくさんの項目があり、松浦さんの日常や考えが書かれているのでとても読みやすいです。

 

 私が一番おもしろいと思ったのは、

「約束の本当の意味」です。

 

約束の目的は、守ることではありません。

約束とは、人を喜ばせることです。

 

最初に書かれている言葉です。

社会人になって私が初めて真剣に指摘された内容と同じです。

 

仕事は最低限こなせばいいという訳ではありません。

自分が送るメールやメモはもちろん、郵便物の宛名や伝票に書く数字や、使ったものをあった場所に戻すなど全て「次に処理する誰か」のためです。

 

自分より年上で自己中心的な仕事をする人を見かけるとがっかりします。

全部を頑張り過ぎることはないけど、次の人のために要所要所で仕事の力量が試されている気がします。

 

ちょっと話は変わりますが、この記事のカテゴリーを「仕事」にしようと思って見ていたら、仕事のことについてちゃんと書くのが今回初めてだったようで「仕事」カテゴリーがなかったです。

 

週5日くらいは働いているんですけどね。約5か月経つブログで初カテゴリーだったことに驚きました。

 

本の話に戻りますが、他におもしろかった話は

「いらないものを探す」という話です。

 

松浦さんはバスタオルをやめて、フェイスタオルで体を拭くように変えたとありますが、私も一緒なんです。

 

なので、うちの洗濯物は毎回フェイスタオルが一番多いです。

 

バスタオルは洗濯して乾いたものと、一度使って乾かしたものとでは手触りが違いますよね。

私は潔癖症ではないですが、洗濯して乾いたものが好きです。

松浦さんはバスタオルを洗うのに毎回たくさんの水が必要という理由もあるそうですが、私は洗濯の頻度と乾く時間しか注目していなかったです。

 

ですが、やってみたらフェイスタオルでも足りたというのは一緒です。

 

他の話を読むと、松浦さんはちゃんとした方で私とは違うタイプの人間な気がします。

きっといろいろ話してみたら、誰とでも何か共通点って見つかるんだなと思います。

 

読んでいただき、ありがとうございました。