いもジャージの思い出
今週のお題「いも」
こんにちは。
いもっぽい、いもくさい
田舎っぽい、あか抜けない、センスがないことを指しますね。
私は田舎出身なので、いもっぽい話はいっぱいあります。
中でも一番いもだなと思ったことは中学校の指定ジャージです。
私がそのジャージを着ていたのは今から20年くらい前ですが、
当時今まで見たジャージの中で一番ダサいと思っていました。
そして、20年経ってたくさんのジャージを見てきましたが、今も1位の座は変わりません。
色や特徴を書いてしまうと一部の地域の方に特定されてしまうくらいオンリーワンなデザインなので、デザインの詳細は控えさせていただきます。
中学校の指定ジャージが変更されることになった時に、デザイン案の中から在校生に投票してもらい決定したそうです。
しかし、このやり方は絶対に間違っています。
次年度から変更の為、3年生はもう新しいジャージを着ることはありません。
新しいデザインに変わっても古いジャージを着てもいいことになっていたので、2年生も今のジャージを2、3着くらい買い足せば卒業まで問題ありません。
そのため2、3年生はふざけて選びます。
1年生が真剣に選んだところで多数決で敵うはずもなく、結局一番奇抜なデザインに決定しました。
当時小学生だった私のように大多数がそのまま地元の中学校に通うので、小学生にもアンケートを取るべきだったと思います。
そして、田舎は制服通学ではなくほぼ毎日ジャージ着用です。
制服を着るのは入学式や、卒業式、始業式、終業式、修学旅行など数える程度です。
なので、ほぼ毎日いもジャージです。
卒業アルバムの写真もいもジャージだらけです。
学校ではみんながいもジャージですし、通学途中も田舎道なので問題ありませんが、何よりも辛かったのが部活の大会です。
その地域の中学校がいくつか集まって定期的に開催される大会。
もちろん私たちのジャージが一番ダサいです。
高校生になった時に他の中学出身の人にジャージのことは指摘されましたね…
そんな誰がどう見ても、いもなジャージですが評判が悪くて短い期間でまた変更になりました。
私が卒業して何年か後のことで、私は3年間着ましたけどね…
あのいもジャージが世の中に存在したことが何だったんだろうかと今でも思います。
なかなかの思い出です。
あれからファッションには少し気をつけて生きています。
ちょっとしたトラウマと言えるかもしれません。
読んでいただき、ありがとうございました。