「夢をかなえるゾウ」ガネーシャの関西弁にときめく
こんにちは。
水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」
1~4まで発売されていて、2008年にテレビドラマ化されているので知っている人も多いと思います。
「夢をかなえるゾウ1」この本の感想を。
有名な本なので感想というか一部分、私が気になったことについて書いていきたいと思います。
ガネーシャというインドの象の神様(なぜか関西弁を話す)がとってもいいです。
関西に住んでいない私にとって関西弁ってちょっと憧れます。
同じ意味の言葉でも可愛いかったり、やわらかく感じることもあります。
私調べでは「めっちゃ好きやねん」とか言われたい人が多いのではないでしょうか。
ちゃんと調べたことはないですが…
標準語よりかわいく感じます。
だけど、好きとか最高とかいい人っていう言葉は実は簡単に使えます。
2択で好きか嫌いなら、嫌いじゃなければ好きっていうことが多いです。
ランチセットでパスタにサラダとデザートとドリンクがついて税込700円なら最高です。
いい人については、いい人そうなどと全く知らない人にも使われたりします。
私がこの本でグッときた言葉は
「自分、ええとこあるなあ」です。
…言われたい。
この言葉って誰かが何かした言動に対して、自分はそれが嬉しかったり、響きましたよっていう言葉ですよね。
相手のことを見ていてちゃんと良い所に気づいている。
しかもこの関西弁のコラボレーションはたまらないです。
ただ、関西出身でも関西に住んだこともない私は一生言うことはないです。
偽関西弁は使い方を間違えれば、その場の空気を凍り付かせることが多いと思います。
せいぜい
そういうところ良いよね。って言うくらいです。
この言葉もかなり嬉しいけど敵わないんですよね。
そして、
「自分、ええとこあるなあ」の返答
落ち込んで泣いているガネーシャに大好物のあんみつを渡した
普通のサラリーマンの僕。
ガネーシャ「自分、ええとこあるなあ」
僕「そんなことないですよ」
ですよ?
…その返しも好きです。
なんかほっこりしました。
ガネーシャは強めの関西弁なので実用的な言葉かわかりませんが、
関西弁使用者の方は
「自分、ええとこあるなあ」をどんどん言ったらモテるかもしれません。
私はなんか好きでした。
キュンとした場面を紹介しましたが、
この本は少女漫画のような話ではなく
ガネーシャが出していく課題で普通の若いサラリーマンが成長していく話で、内容も面白いです。
新社会人とかにプレゼントしたいですね。
1~3まで読みましたが、私は1が一番好きです。
(2はお金の話で、3は恋愛の話です。4は死神の話のようです。)
そしていつか「自分、ええとこあるなあ」って言われるために日々少しでも人の役に立ちたいものです。
もしその時がきたら「そんなことないですよ」って言えないくらい大興奮だと思いますが。
読んでいただき、ありがとうございました。