何蕎麦?

ノーグルメブログ

おしゃれさや立派さにも計算が必要かもしれません。

こんにちは。

 

最近郵便受けにカタログが届いていました。

何だろうと思って見てみると、ある県のある町のものです。

 

私は昨年、その町にふるさと納税をしていたのですぐにわかりました。カタログはとてもオシャレでオールカラーのしっかりした紙質です。

内容は町の紹介などもありましたが、3分の2以上がふるさと納税の返礼品の紹介でした。

 

ふるさと納税は所得から計算した範囲内の金額で、市町村に寄付すると次年度の住民税がその分控除されるので、返礼品がタダみたいな感じでもらえる制度だと私は解釈しています。

 

ふるさと納税の説明がかなりてきとうなので、興味のある方は調べてみてください。

 

(返礼品なしでこの制度を利用する方や、自分のふるさとやゆかりのある土地を応援している方もたくさんいらっしゃると思います。)

 

私は食器が好きで少しづつ集めています。ネット通販などでは買ったことがなかったですが、ふるさと納税なら送料もかからないですし気軽に選ぶとこができるので昨年はその町の食器にしました。

 

実物は見た目がかわいくて後悔はないですが、少し重たかったので今度からは食器は触って買いたいなと思っていました。

 

そして、うちに届いた立派なオールカラーのカタログ。

 

これを見て私が最初に思ったことは、お金のにおいがするなって。

 

このしっかりとした1冊を作成するのにかかるお金と送る費用を考えるとけっこうなものだと思います。

それでも、うまみがあるからオシャレなカタログは作られ、届いたんでしょうね。

 

その町の方々の努力をそんな風に見てしまって申し訳ないですが、もっとペラペラなパンフレットとかクオリティの低いものの方が好感が持てますね。

 

昨年は通販サイトからふるさと納税を申し込みましたが、私が選んだその返礼品は人気ランキングで上位でしたので、町を支える大きな収入源になっているかもしれません…

 

 ふるさと納税をすると知らない市町村でも親近感が湧いてくるんですが、送られてきたカタログを見て距離を感じてしまいました。

 

市町村にとって大事なお金で必死なのはわかりますが、今年は新たなふるさとを探そう…

 

通勤の途中に中古車販売店があります。

そこもなんだか近寄り難いんですよね…

 

以前は車庫みたいな事務所だったのですが、昨年建て替えられてかなり立派になりました。 

 

大きな窓ガラスでオシャレな外観。その大きな窓からオシャレなソファ、オシャレな観葉植物、オシャレな間接照明などこだわりの空間が見えます。

2階建てになり、建物自体も大きくなっています。

オシャレ過ぎる…

 

カフェや美容室など、その空間も商売っていう業種でもない気がします。

もちろん商談などを行うとは思いますが、中古車販売店にそこまで居心地の良さは求めていないように思います。

 

その事務所の変化を見ると、心なしか外に並べてある中古車たちも相場よりちょっとお高めに見えてしまいます。

 

私がいつもお世話になっている中古車販売店は大きな納屋のような作りで、1階は作業場になっていて2階に事務所があります。

 

事務所はかなり質素なつくりで、毎回床が抜けそうな気がして慎重に歩いています。こちらの方がなんか良いんですよね。

 

別に立派な事務所だからぼったくっているとか、ボロい事務所だから良心的価格とかではないと思いますが。

もしかしたらボロいと見せかけて、かなりの利益で潤った会社かもしれません。

 

ただ、もしいつもの中古車屋さんの床が本当に抜けてしまって

驚くほど立派な事務所に建て替わったら…

行かなくなるかもしれませんね。

 

読んでいただき、ありがとうございました。